ナールスでキレイ習慣 › 2022年04月16日

2022年04月16日

発酵食美人をめざしましょう!

こんにちは、ナールス広報部員です。


さて、少し前に「塩こうじ」がブームになったことがありましたが、今また発酵食品が注目を集めていますね。

雑誌に特集が組まれたり、発酵食のレシピ本もたくさん見られるようになりました。

また、デパ地下には発酵をテーマにした惣菜専門店などがオープンし、話題になっています。






味噌、醤油、米酢、甘酒、納豆、漬物、清酒に至るまで、昔から日本人には身近な発酵食品。

食べ物の保存性を高め、味わいを深めるとともに、栄養価が高く健康や美容にも良い成分が効率よく摂れることが人気の秘訣のようです。


基本をおさらいしておくと、
発酵とは、目に見えない微生物のはたらき
のことをいいます。

微生物が何かを分解し、何かをつくる出す活動が発酵の基本です。


発酵食品を生み出す微生物には、大きく分けて
●カビ(麴菌、青カビ、カツオブシ菌など)
●細菌(乳酸菌、酢酸菌、納豆菌など)
●酵母菌(パン酵母、ビール酵母、清酒酵母など)

があります。






中でも、麴菌は日本人の食生活を語る上ではなくてはならない存在。

たとえば、味噌は、麴菌が大豆のたんぱく質を分解することでつくられています。






「菌活」や「腸活」などのことばがあるように、麴菌にはからだにうれしい効果がいろいろあります。


まずは、美容にうれしい効果。

麹菌を繁殖させてつくられる麹には、ビタミンB2やB6、ナイアシンなどのビタミンB群が豊富。ビタミンB群にはたんぱく質の代謝を助ける作用があるので、肌の老廃物を取り除き、若々しく健康的な肌や髪をサポートします。


次に、健康にうれしい効果。

納豆やヨーグルトなどの発酵食品と同じく、麹には免疫力をアップさせるはたらきがあります。

また、麹に含まれる酵素のはたらきによってオリゴ糖がつくられると、腸内の善玉菌が増え、腸内環境境が改善され、免疫細胞が刺激されることで免疫力アップが期待できます。






さらに、麹にはカリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラル成分が多く含まれているため、血圧を下げたり、骨粗鬆症の予防効果もあるのです。


最後は、食材へのうれしい効果。

麹菌には、たんぱく質をアミノ酸に分解する「プロテアーゼ」や、でんぷんを糖に分解する「アミラーゼ」、脂質を分解する「リパーゼ」など、多くの酵素が含まれています。

こうした酵素のはたらきによって、食材の旨みや甘味を引き出したり、食感をやわらかくしてくれます。


良いことづくめのような発酵食品花丸

美肌のためにも、健康のためにも、毎日の食卓に発酵食品を意識して取り入れてみませんか?


ナールスエイジングケアアカデミーの記事も参考にしてください↓
「発酵食品で体を元気に!」@健康ラボステーションのセミナーに参加してきました

  


Posted by ナールス広報部員 at 10:15Comments(0)美容最新情報周辺情報